手すりが無い階段の吹き抜けに落下防止ネットを設置する方法

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階段の吹き抜けは危険な場所で、子ども落下事故を防ぐためには適切な安全対策が必要です。

この記事では、実際にどのように階段の吹き抜けに落下防止のネットを設置したかについて説明します。

ぽんこつ夫
ぽんこつ夫

我が家はこんな感じで作りました。
DIY初心者ですが上手にできたと思います!

ぽんこつ妻
ぽんこつ妻

コストを抑えて作ることができますので、ぜひ参考にしてください!



なぜ階段の吹き抜けにネットが必要?

階段の吹き抜けにネットを設置する理由はいくつかあります。

落下事故の防止

階段の吹き抜けは高所からの落下の危険性が高い場所です。

特に子どもや高齢者、ペットなどにとって、吹き抜けからの落下はけがや死亡事故の原因となります。

ネットを設置することで、落下事故を防ぎ、家族の安全を確保できます。

安心感が持てる

吹き抜けにネットを設置することで、安心感を持つことができ、階段を使用する際に不安を感じにくくなります。

通気・陽光を遮らない

落下防止ネットは、家の通気を邪魔しません。

また、窓から部屋に入ってくる陽光を遮ることも少ないです。

必要な材料とツール

ネット

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アイプレート

アイプレートは、半円状の突起(アイ)が付いた金具です。壁面とネットをロープでつなぐために使います。

万が一、吹き抜けから人が落ちてネットに体重がかかった際に、アイプレートが外れてしまっては大変なので、鉄製やステンレス製などの丈夫なものを選びましょう。

なお、ロープが通る大きさのものを選んでください。

ロープ

アイプレートと同様に、耐久性のあるものを選びましょう。

結束バンド

後記しますが、我が家の吹き抜けは垂直にも設置する必要があったので、垂直のネットは結束バンドで固定しました。

また、ロープでの結束の補助としても使用しました。

電動ドライバー

アイプレートをいくつも設置するには、何本もネジを打つ必要があります。

手動式のドライバーで硬い壁にネジを設置するのは、かなりの重労働です。

電動ドライバーを使うと、設置がはるかに楽になります。

ネット取り付け位置の選び方

安全な壁であるか

ネットを取り付ける壁などは十分な強度がある必要があります。

内側が空洞の壁は強度が弱いので、壁をノックして、「コンコン」と空洞の音が響くようであれば、設置はしない方がよいでしょう。

叩いた時に硬い音がする壁は下地材(柱)が入っています。

我が家は壁の強度に不安があったので、一番上の木製の手すり部分にネットを設置しました。

階段を登り降りする時に邪魔にならない高さか

ネットを設置する際は、階段を登り降りした時にネットが頭に当たらないかを必ず確認するようにしましょう。

手をかけても邪魔にならないか

手をかけて階段を登り降りすることも多いです。

手をかける場所にネットを張らないように必ず確認しましょう。

安全に取り付けられる位置であるか

階段という不安定な場所での作業は、事故や怪我にもつながりかねません。

自分でネットの設置を行う場合は、脚立などを使わなくても作業ができる位置に設置するようにしましょう。

ネットの寸法の測り方

取り付けたい場所のサイズを測ります。

見た目をきれいにピンと張りたい場合は、取り付け位置の長さより2〜3%短くした長さでネットをサイズオーダーすることをおすすめします。

ネットがピンと張ってきれいに仕上がります。

【例】
取り付けたい箇所の長さが100cm(1m)の場合
オーダーするネットの長さは97~98cm

ネットの取り付け方法

取り付け方法を解説します。

※取り付けに夢中で作業中の写真を撮り忘れてしまいました。
 ネット設置後の写真しかありません。
 申し訳ございません…。

アイプレートを取り付ける

電動ドライバーを使って、写真のようにアイプレートを取り付けます。

アイプレートとアイプレートの間は15~20cm程度にします。

間隔が広すぎてしまうと、壁とネットの隙間から、落下してしまう恐れがあります。

ネットを張り、ロープで固定する

ネットを広げ、矢印の順に端からロープで固定していきます。(ロープで固定する前に四隅をテープなどで仮止めしておくと、作業がしやすいです。)

はじめの位置でロープを固結びして…

①ロープをネットに通す
②ロープをネットとアイプレートに通す
を繰り返して固定します。

(最後はまた固結びします。)

結束バンドで補強する

ロープだけでは不安な箇所は結束バンドで補強します。

結束バンドの余ったベルト部分はハサミでカットします。

側面用のネットを上のネットに付ける

側面ネットの固定はロープ不要です。

固定は結束バンドだけでOKだと思います。(万が一吹き抜けから落ちても体重がかからないため。)

側面のネットを結束バンドでアイプレートに固定する

側面のアイプレートも固定します。(この時も結束バンドだけでOKです。)

余ったネットを巻き上げて結束バンドでとめる

長方形のネットを斜めの箇所に張る場合、余る部分ができてしまいます。

余ったネットは下からクルクル巻き上げて、結束バンドでとめるようにしましょう。

作業中の安全対策

安全に作業するために以下のことに気をつけてください。

材料・ツールは下に落ちる危険性がある場所には置かない

落下した場合、壁や床やを傷つけてしまうだけでなく、万が一、下に人がいた時に怪我をさせてしまう危険性があります。

電動ドライバーによる事故に気を付ける

使用する際は、回転部に手足や身体を近づけないようにしてください。

使用の際は手袋を着用しない方がよいです。

ビットに手が巻き込まれる恐れがあります。

初心者は使用を避け、慣れている人に行ってもらうようにしましょう。

ネット設置に関する注意事項

自分で取り付けるネットは個人の責任で

ここまでネットの設置方法を説明してきましたが、あくまでもこれは素人の設置です。

万が一子どもが落下した時に、絶対に子どもが怪我をしないという保証はありませんので、設置は自己責任で行ってください。

事故を起こさないために、下記のことに気をつけてください。
・ネットの材質は、強度があり、耐久性のあるものを選びましょう。
・しっかりと固定し、ネットがずれたり、外れたりしないようにしましょう。
・ネットに破れやほつれ、変形がないかや、ネットの固定が緩んでいないかを定期的に確認しましょう。

できれば、ネットの設置は、専門の業者に依頼することをおすすめします。

 

まとめ

階段の吹き抜けに落下防止ネットを設置することは、家族や訪問者の安全を確保するために非常に重要です。

この記事を参考にして、適切なネットを設置し、事故を予防しましょう。

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