こんにちは、ぽんこつ妻です。
子育て中の皆さん、赤ちゃんに離乳食を与える際、離乳食の味見はしますか?
皆さんどうしているのかなーと思い、『離乳食 味見』で検索してみましたが、あまり出てきませんでした。
そこで今回は、『離乳食の味見』について書こうと思います。
離乳食は味見すべき?
結論から言うと、赤ちゃんの離乳食は味見すべきだと思います。
「赤ちゃんが食べる物を大人が食べても味覚が違うからわからない」と思う方もいると思います。
確かに、赤ちゃんは大人よりはるかに味覚が敏感と言われています。
生後から乳児期は味のちがいを認識する「味蕾(みらい)」と呼ばれる舌の上にある味細胞の集団で形成されている細胞群(食べ物の味を感じとって脳へ伝達する大切な器官)の数が最も多く、味覚がとても敏感です。
All Aboutより https://allabout.co.jp/gm/gc/442422/
だからこそ、舌が敏感な赤ちゃんでも食べやすい味かどうかを確かめる必要があるのです。
離乳食を味見すべき理由
離乳食を味見する理由は、下記のことを確かめるためです。
調味料(だし)を入れすぎていないか
離乳食初期では、基本的に味付け不要ですが、葉物野菜や大根、玉ねぎなど、味を足さないと食べにくい食材もあります。
赤ちゃん用に作られた調味料(だし)が市販で売っているので、私もそれを活用しているのですが、入れすぎていないか、毎回味見してチェックするようにしています。
赤ちゃんが食べやすい味か
素材の味を敏感に感じ取る赤ちゃん。
例えば、ほうれん草など離乳食で定番の葉物野菜。
あげようと思っていたものを味見してみると、超青臭いことがよくあります。
大人でもそう感じるんだから、赤ちゃんはもっと青臭いと感じるはず。
他の食材と混ぜて青臭さを軽減し、赤ちゃんが食べやすいようにしましょう。
レンジ調理の場合は特に要注意です。
冷凍ストックしていた離乳食が冷凍焼け・変な味になっていないか
離乳食を作る方の中には、まとめて作っておいて冷凍ストックをしている人も多いのではないでしょうか。
よく、冷凍していた物を解凍して食べると、「冷凍臭いな」と感じることはありませんか?
離乳食でも同じことが起きているかもしれません。
冷凍ストックしていた離乳食を解凍して赤ちゃんに与える前に、冷凍焼けなどにより変な味になっていないか、味見するようにしましょう。
熱くないか
出来たてや加熱したてのものを与える際、まだ十分に冷めていない可能性があります。
器を触っただけだとわからない場合もありますので、一回味見して確かめるようにしましょう。
味見の際に気をつけること
大人が口を付けたスプーン・食器で味見しない
大人が口を付けたスプーンなどで味見すると、虫歯菌などの細菌を移してしまう要因になります。
虫歯菌は、赤ちゃんのそばにいるお母さんやお父さんなど、身近な大人からうつります。そのしくみは、コップやおはしなどの食器の共有や、大人が噛んだものを与えたり愛情表現のキスをしたりすること。
つまり母子感染を避けるには、食器を共有しないよう注意するほか、大人のお口から虫歯菌を減らしておくことが大切です。
面倒ですが、複数のものを味見する際にも、1回1回洗ったスプーンで行うようにしましょう。
まとめ
離乳食の味見について、「味がなくておいしくないし、ドロドロしていてなんだか気持ち悪い」と思う方もいるかもしれません。
でも、自分が食べてみておいしくないと思う物は、子どもにも与えたくありませんよね。(「自分が苦手な食べ物は子どもにも与えない」という意味ではありません。)
「おいしくなさそう」と思いながらあげても、赤ちゃんも嫌だと思います。
薄味でドロドロだったとしても、味見をすれば「素材の味がちゃんと感じられるな」「ほのかに甘くておいしく食べてくれそうだな」というのが、なんとなくわかると思います。
離乳食をあげる際は、ぜひ積極的に味見をして、自分がおいしいと思うものを赤ちゃんにも食べてもらいましょう。
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