こんにちは、ぽんこつ妻です。
妊娠した女性の多くが悩まされるつわり。
現在一児の母である私も、妊娠中はつわりにはかなり苦しめられました。
つわり真っ只中の人や、過去に経験した人はわかると思いますが、つわりは本当にしんどいものです…。
どうしてつわりは起こるのでしょうか?
つわりとは?
つわりとは妊娠中に起こる消化器系の不調のこと。
症状には吐き気や嘔吐、食欲不振などがあり、主に妊娠初期(5~6週から15~16週まで)に起こります。
症状や程度の個人差が大きいことも特徴です。
つわりの原因は?
実はつわりのはっきりとした原因はまだわかっていないのです。
「こんなにもたくさんの人が悩んでいるのに、理由がわからないってどういうことやねん!」ってツッコミたくなりますよね。
現代医学はとても進歩しているはずなのに…。
つわりが起こる原因は現時点で下記のような説が考えられています。
妊娠によって体の中で急激なホルモン変化が起こり、母体がそれに対応できなくなる
こちらは最も一般的にいわれている説です。
妊娠すると女性の体の中では、エストロゲン(卵胞ホルモン)、プロゲステロン(黄体ホルモン)、ヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)といったホルモンが活性化し、嘔吐中枢を刺激することなどがいわれています。
特に、つわりと深い関わりがあるとされているのが、ヒト絨毛性ゴナドトロピン。
妊娠初期にエストロゲン・プロゲステロンを産生させるホルモンで、胎盤が完成する妊娠15週ごろに減少します。ちょうどつわりが落ち着く時期と重なりますね。
ちなみにこのホルモンは妊娠4週頃から尿中に排出されるため、検査薬を使った妊娠判定に用いられているんですよ。
赤ちゃんは母体にとって異物
母体にとって赤ちゃんや胎盤(=赤ちゃん由来のもの)は異物で、母体の免疫機能が通常のままだと、赤ちゃんはお母さんの免疫に攻撃されてしまい、お腹の中で成長することができないそうです。
そこで、母体の免疫機能を下げることによって胎盤や胎児を攻撃・排除しないようにしているのではないかといわれています。
私が妊娠してつわり真っ只中だった頃、会社の女性上司に「つわりってママの体にとって赤ちゃんが異物だから起きてるのよ。体が赤ちゃんに慣れるとだんだんつわりが収まってくるよ」と言われたことがあります。
この説は、つわりに苦しんでいた妊娠初期の当時の私には腑に落ちました。
前述したようなホルモンの働き云々は、「どうしてホルモンの変化だけで、こんなにも吐き気や嘔吐に苦しむ必要があるのよ(怒)」と、体調不良との因果関係がどうしても自分の中で納得がいかなかったので。(笑)
つわりの原因ははっきりわからないにしろ・・・
現在つわり中の妊婦さんは、自分の体に何が起こっているかわからない状態で、つらい毎日を耐えていて本当にしんどいと思います。
でも、つわりは何かしらの理由で起こっているはずです。
なぜなら、つわりは赤ちゃんとママの体にとって必要だから。
じゃなきゃこんなに苦しむ必要なんてないです。
つわりに効く薬、早く!!!
つわりがつらくて病院に行っても、「つわりは仕方ないね」と先生に言われて帰されるか、気休め程度の漢方薬を処方されるだけです。(脱水や栄養不足など重度の場合は点滴治療や入院になります。)
もしもつわりに効く特効薬が発明されたら全世界の妊婦が大大大歓喜しますよねっ!?(食い気味)
まさにノーベル賞ものです!(笑)
1日でも早く、最低でも自分の子ががママになる頃には、薬が開発されていることを切実に願うばかりです・・・。
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