こんにちは、ぽんこつ妻です。
多くの妊婦さんを苦しめるつわり。
一言で「つわり」と言ってもいろんな症状があり、その症状によって「吐きづわり」「食べづわり」などと言い分けられています。
一児の母である私も、妊娠中は複数のつわりの症状に苦しみました。
ここではつわりにはどのような種類があるのかを説明していきます。
つわりとは?
そもそもつわりとは、妊娠中に起こる消化器系の不調のことで、主に妊娠初期(5~6週から15~16週まで)に起こります。
妊娠によって体内のホルモンが急激に変化することなどが原因と言われていますが、はっきりとしたことは未だにわかっていません。
つわりの種類
吐きづわり
空腹・満腹に関わらず吐き気があり、嘔吐してしまうというもの。
よく知られるつわりの代表的な症状です。
ひどい人だと何を食べても飲んでも吐いてしまって脱水や栄養不足に陥ります。病院での尿検査で人間が飢餓状態になると出てくる「ケトン体」という物質が検出されると、つわりが重症化した「妊娠悪阻(おそ)」と診断されます。病院での点滴治療や、最悪の場合入院に至るケースもあります。
私の周りは入院した人はいませんが、「つわり中は何も口にできず10㎏痩せて、点滴を打ちに毎日病院に通っていた」という人がいました。
想像しただけで切なくなってきます。
食べづわり
空腹になると気持ち悪くなる、食べ物が口に入ってないと吐き気がするといった症状を「食べづわり」といいます。
食べづわりの症状がある妊婦さんは、吐き気を抑えるために食べ物を摂り続けてしまうため、体重が増加しやすい傾向にあります。
過剰に体重が増え続けてしまうと、妊娠高血圧症候群、妊娠糖尿病などになるリスクが高まり、胎児の巨大化によって難産や帝王切開になる恐れがあります。
また、脂肪が増えることによって産道が狭くなり、出産時に赤ちゃんが出てきづらくなってしまうという影響も考えられます。
においづわり
においに敏感になる、特定のにおいで気分が悪くなるというのが「においづわり」。
それまで平気だったにおい、好きだったにおいが突然苦手になってしまいます。
「ご飯が炊けるにおいがダメになる」というのをよく耳にしますよね。
様々な食品のにおいがするスーパーに行けなくなる人も多いです。私もこのにおいが受け付けなくなり、妊娠初期の2~3か月の間は全くスーパーに行けませんでした。
苦手になるにおいは人それぞれで、「旦那のにおいが気持ち悪いと感じるようになった…」なんて悲劇が起こる人もいます。
よだれづわり
前述した「吐きづわり」「食べづわり」「においづわり」に比べると、あまり良く知られていない「よだれづわり」。
よだれづわりとは、唾液が増えて不快に感じる、飲み込むと気持ち悪くなる症状のことです。
よだれづわりになる妊婦さんは少数派ですが、私の場合、このよだれづわりが出産するまで続いてつらかった記憶があります。
よだれづわりを経験していない人からしてみれば、「よだれくらい平気でしょ」と思われるかもしれませんが、常に口の中から唾液が溢れてくることに、かなりストレスを感じます。
つわりの症状は人それぞれ
つわりが全くない人もいれば、仕事を休んでしまうくらい重い人もいます。
その症状も実に様々で、10人の妊婦さんがいたとして、症状や程度が全く同じ人がいないと言っても過言ではありません。
それぞれの妊婦さんにそれぞれのつらさや苦しみがあるのです。
妊娠中はつわり以外のマイナートラブルもあるし、ほんと妊娠って幸せなことばかりじゃないですよね…。
また、「こんな人はつわりになりやすい」といった、つわりが重くなりやすい人の傾向や特徴も特にないそうです。
これから妊娠したいと考えている人は、自分はつわりが軽いのか重いのか、今から心配ですよね。
このブログでは、私の経験した「吐きづわり」「においづわり」「よだれづわり」の具体的な症状、軽減する方法、メンタルの保ち方についても書いていますので、ぜひ他の記事も覗いていってくださいね(^^)
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