2021年夏、コロナ禍で第1子となる女の子を出産したぽんこつ妻の陣痛・出産レポートです。
前回の話はこちらから。
産院に到着
家から車で3分の所にある産院に到着。
夜間だったので、インターホンを押してスタッフに入口まで来てもらいました。
まだ入院するかどうかはわからなかったので、夫には駐車場で車の中で待っていてもらいました。
内診室に案内され、診察のためパンツを脱ぐとナプキンはピンクのおりものでいっぱいになっていました。
助産師さんからも「結構出てるね~」と言われました。
子宮口を見てもらうと「お、4センチ開いてるね~。このまま入院か一旦帰宅か半々だね~」と助産師さん。
もう4センチも開いているのか!てか一時帰宅の可能性が半分もあるのか!と驚きました。
(内診はめっちゃ痛いと聞いていたのでドキドキしましたが、あまり痛くなかったです。人によるのかな。)
次に陣痛室に移動し、モニターをつけて、陣痛の強さと間隔を確認。
間隔は2~3分になっていました。
ある程度強い陣痛が来ているということで、このまま入院ということになりました。
スタッフが駐車場にいる夫に状況を説明し、夫は帰宅。
産院へ向かう途中「帰される可能性の方が高そうだね」と言っていた私たち夫婦は、「行ってきます」「頑張ってね」などの言葉を一切掛け合わずにお別れになってしまいました。
一人陣痛に耐える
家族の立ち合いが禁止だったので、陣痛と陣痛の間に自分で飲み物やタオルなどを準備。
それから実家と夫の親にLINEで連絡を済ませました。
(↑陣痛室にて。この時はまだ写真を撮る余裕がありました。)
助産師さんに「寝れる時に寝てね」と言われていたので、とりあえずベットで横になってみましたが、一切寝れませんでした。
そうこうしているうちに痛みがどんどん増してきました。
横になっても痛い、座っても痛い、うずくまっても痛い、どこかにつかまりながら立っていても痛い。
それまで「ふーふー」と深呼吸をするようにしていましたが、あまりの痛さに息がうまくできなくなってきました。
呼吸が荒くなると赤ちゃんに酸素がいかなくなり苦しくなってしまうため、助産師さんに「声出してもいいから深呼吸だよ!」と言われ、それからは陣痛の度に自分でも信じられないくらい大きな声をあげていました。
本能的な野太い「う“う”~~~~~~~~~!!!う“う”~~~~~~~~~!!!」って感じの声です。
陣痛でお腹が痛くなる人、腰が痛くなる人、いろんな人がいますが、私の場合はなんとも言えなかったです。
なんというか、もう全体的に痛い(笑)
ただ、助産師さんにお尻の穴のあたりを強く押してもらうと結構楽になりました。
妊婦健診の時に提出していたバースプランに「家族が立ち合いできないので、陣痛の時はできるだけ助産師さんにサポートしてほしい」と書いていましたが、夜間ということもあり人が少なくて、たまに様子を見に来る程度でした。
本当に心細かったです。
赤ちゃんに「大丈夫よ」「ママがいるからね」「一緒に頑張ろうね」と話しかけると少しは強くいられました。
準備したけど使わなかった物
家にテニスボールがなかったので家にあった野球ボールを持って行き、陣痛が来た時に自分で腰に当ててみましたが、全く効きませんでした。 (家族がいてくれていたら押してもらうことができて役立ったのかもしれません。)
ウィダーインゼリーやカロリーメイトなどを持って行きましたが、そんな物を食べている余裕はこれっぽっちもありませんでした。
痛みはピークに
痛みはさらに強くなり、お尻のあたりに赤ちゃんの頭が近づいてきたのがわかりました。
まだいきんではいけないに、体が勝手にいきんでしまう。
体はいきみたいのに、それを我慢するのが本当につらかったです。
病院についてからおそらく2~3時間後。
内診してもらうと子宮口は9センチに。
陣痛が来ない間に分娩室に移動しました。
半日くらいの陣痛を覚悟していたので、思っていた以上にお産が早く進んでいることに驚くとともに、もう産めるのか!と嬉しい気持ちになりました。
分娩室でのお話は次回の記事で。
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