こんにちは、ぽんこつ妻です。
妊娠して最初にして最大の試練、それは「つわり」です。
数ヶ月間、吐き気をはじめ、様々な不調に悩まされます。
そのような時、なくてはならないのが夫・パートナーの支えです。
私も娘を妊娠中の時はつわりを経験。
私の夫はつわり中、献身的に私のことを支えてくれました。
あの時夫がいなかったら、乗り越えられなかったと思います。
そこで今回は「つわり中に夫・パートナーにしてほしいこと」について、私の経験談を交えてまとめてみました。
妊娠・つわりについて学んでほしい
妊娠初期の症状には以下のようなものがあります。
- 吐き気
- 嘔吐
- 食欲不振
- 食欲がありすぎる
- 匂いに敏感になる
- 異常な睡魔
- 熱っぽい
- めまい、ふらつき
- イライラする
- 不安になりやすい
人によって症状やその程度も実に様々です。
男性は経験できないものですから、なかなか想像しがたいと思います。
なので、まずは妊娠中に起こる症状やつわりについて、ネットなどで調べてみていただきたいです。
私が妊娠している時、夫はスマホでいろいろ検索して、葉酸サプリやつわりが緩和できるバンドを買ってくれました。
何より自分の体のことを理解しようとする姿勢・気持ちが嬉しかったです。
当ブログでもつわりについてまとめていますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
家事をしてほしい
つわり中は体を動かすのもつらいので、全部とは言いませんが家事を手伝ってくれたら嬉しいです。
家事の中でも特にやってほしいものをピックアップします。
ご飯の用意
妊娠中は匂いに敏感になり、食べ物のにおいで吐き気を催すことも多いです。
加熱などで匂いが立ちますので、料理を作るのは特につらいです。
「料理なんてできないよ…」と思う方もいるかもしれませんが、自炊じゃなくても買ってきた物でOK。
つわり中は食べられる物が毎日コロコロ変わります。
昨日までは食べれたものが、今日は食べられないなんてことも。
私も海苔巻きが食べたいと思い、買ってきてもらったのですが、食べた直後に吐いて、海苔が口から出てくる感覚がトラウマになり、次の日から海苔巻きが食べられなくなりました。
なので、作る前・買ってくる前に「今日は何が食べたい?」と聞いてあげた方がよりGOODです。
料理をする際に気を付けたいのが後片付け。
せっかく作ってくれたのに、キッチンがぐちゃぐちゃになってると、逆にイライラさせてしまいます。
ご飯を作ったら使った物をちゃんと片付けて、キッチンリセットするようにしましょう。
お皿洗い
料理と同じように、お皿洗いも食べ終わったご飯の匂いがするのでつらいです。
私も夫がいない時はマスクをして襲ってくる吐き気と戦いながらやっていました。
料理ができなくても、お皿洗いだけでもしてくれると大変助かります。
三角コーナーや排水口に残ったゴミの処理までしてくれれば、なお嬉しいです。
重い物を持ってほしい
これはつわり中だけはなく、妊娠中ずっとになるのですが、奥さんに重い物を持つなどの重労働をさせないでほしいです。
妊娠中に力むと流産や早産の原因になってしまいます。
また、高い所にある物を取るために背伸びをしたり、台に載ったりする行為も危険なのでNG。
積極的に代わってあげましょう。
買い物に行ってほしい
つわりでにおいに敏感になると、様々なもので気持ち悪くなりますが、その中でも大半の妊婦さんがダメになるのがスーパーのにおいです。
いろんな食品のにおいが次々と襲ってくるスーパーは、つわり中は地獄のような場所です。
私もスーパーのにおいが受け付けなくなり、妊娠初期の2~3か月の間は全くスーパーに行けませんでした。
その期間、スーパーでの買い物は全て夫に任せていました。
重い物も持てませんし、食べたい物・必要な物を聞いておいて、仕事帰りに買い物をしてきてくれると、非常に助かります。
優しく接してほしい
一日中何もせず寝てばかりいる妻に対して、「妊娠してるからってずっとダラダラしやがって」と思ってしまうかもしれません。
つわり中は「だるい」「つらい」といったネガティブな発言も多いです。
旦那さんも負担が増えていて「俺だって大変だよ」と文句の一つも言いたくなるのもわかります。
でも、奥さんも思うように動けない自分にストレスを感じ、負担をかけているあなたに対して「申し訳ない」と思っているはずです。
また、妊婦はホルモン変化の影響や妊娠・つわりに対する不安やストレスで、普段より繊細になっています。
普段なら気にならない一言でも、すごく傷ついて泣いてしまうこともあります。
「いつ終わるの?」とか「早く治してよ」なんて発言は絶対NGです。
数か月もずっと妻を支えることはすごく大変だと思いますですが、つわりは必ずいつか終わります。
「数か月だけの辛抱だ」と割り切って、不満な気持ちをグッと抑えて、優しい言葉をかけてあげましょう。
「無理しないで休んでていいよ」
「寝てていいよ」
「いつもお腹の中で赤ちゃんを守ってくれてありがとう」
「つらいよね」
「俺がいるから大丈夫だよ」
などなど、思いやりのある言葉で安心させてあげてください。
泣いている時は優しく肩を抱いてあげる。
吐いた後は背中をさすってあげる。
そうした行動でも、妻の心は救われますよ。
そばにいてほしい
つわりの時は、家で一人でいる時間が非常に長く感じます。
そしてつわりのことや妊娠に対する不安なことばかり考えてしまい、余計つらく感じてしまいます。
私は妊娠初期は仕事をしていましたが、先に仕事から帰って来て寝込んでいる間、ずっと「旦那早く帰って来ないかな~~~」と願っていました。
仕事の日は寄り道しないで早く帰る、休日もできる限り一緒にいてあげてほしいです。
気分転換に連れ出してほしい
つわり中は、具合悪くて出かけたくない、でも家にいると気が滅入ってしまう…と負のループに陥ってしまいがち。
そこで、天気の良い日は「ちょっと散歩しない?」と、妻を外に連れ出してください。
私もつわり中はどこにも出かけられませんでしたが、何回か夫に無理矢理散歩に連れていかれました。
結局、気持ち悪くて途中で帰ってしまうのですが、気分転換になって少し気持ちが晴れました。
飲み物やエチケット袋など、準備を万全にして、外に出てみましょう。
気温が低い季節は、冷たい空気でスッキリできるので、特におすすめです。
妻にもしてほしいこと
「お腹の子は旦那の子でもあるのだから、色々してくれるのは当たり前」とも思うかもしれませんが、今まで見たことない妻の姿や慣れない家事に困惑していると思います。
仕事と両立しなければいけませんし、言いたいこともたくさんある中で、すごく頑張ってくれています。
何かしてくれたら「ありがとう」「すごく助かる」などの言葉を、意識的にかけてあげましょう。
夫はその言葉で「やってよかった」と思いますし、妻に対してより優しくできます。
つわりは二人にとって試練のようなもの。
お互いが思いやりをもって乗り越えることができたら、二人の絆もきっと深まりますよ。
とってもかわいい赤ちゃんが誕生して顔が見れた時、「一緒に頑張って良かった」と思うに違いありません。
お二人のことを心から応援しています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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